@book{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00009802, author = {織野, 英史 and Orino, Hidefumi}, month = {Mar}, note = {本稿は東アジアの櫓を中心とした木造船の推進具・操船具と船大工用具、とくに接合・充塡に使用される工具について実測図を作成し、比較検討するものである。 まず櫂、槳(桨)及び櫓に限定して推進具・操船具について考察し、とくに櫓については現存する中国の事例について、単材棹櫓、複材継棹櫓、継櫓という分類名を与えて考察する。また韓国と日本の櫓のバリエーションとも比較し、東アジアにおける櫓の分布状況を概観する。 次に中国の手鋸、船釘と弓錐といった接合用具、油灰と充塡用工具の事例を示し、これに対応する日本の摺鋸、船釘と釘差鑿といった接合用具、檜肌縄と充塡用工具「鑿打」と比較し、船体構造の相違と工具の違いや共通性について考察する。 調査地域は、中国江蘇省蘇州市昆山市、浙江省紹興市及び舟山市、福建省泉州市及び福州市、ヴェトナム国ハノイ市、韓国済州道、国内では沖縄県、瀬戸内海、琵琶湖、伊勢湾、若狭湾、能登半島、新潟県西部、東京都江東区、房総半島などである。, Article}, publisher = {神奈川大学 国際常民文化研究機構}, title = {東アジアの木造船推進具と接合用具 -櫓・槳(桨)・櫂及び接合・充塡工具を比較する-}, volume = {12}, year = {2018} }