@book{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00009662, author = {八重樫, 純樹 and Yaegashi, Junki}, month = {Mar}, note = {本論文はヒトが活動する社会の全分野、そして時系列の中でヒトが現社会で活用しなくなった道具である民具に関する情報構造と、その民具情報の組織化について考察するものである。 前半は民具情報の構造について、それが作成されるまでに至った空間。何らかの目的・用途で作成され、利用され、廃棄されるに至った空間。それが何らかの理由で廃棄され、再び発見されるに至った空間。後世に残すべき資料として同定され、採集・保存される経過の空間。この民具の経てきた時系列における情報を基にその情報構造について考察する。 中ほどでは、いくつかの民具収蔵資料館の目録記述の比較(前半の民具情報構造と各機関の目録記述)を行い、将来、各機関で蓄積され、公開されてゆくであろう民具データベースの組織化について考察する。 まとめの最後では、現在社会で採集される民具にもいくつか不適合の部分も見える文化庁推奨の“民俗分類”について、諸問題を提起するとともに、最近、我が国の“民俗分類”をベースに韓国文化と現代の韓国社会への適合をはかって再設定した韓国の『博物館遺物管理電算化のための国家標準化』分類体系概要、『韓国遺物管理電算化のための国家標準』の概要(資料2 a・b 参照)について紹介し、民具情報の国際化・共有化のため、我が国の“民俗分類”の在り方について触れてみる。, Article}, publisher = {神奈川大学 国際常民文化研究機構}, title = {05 民具情報の構造と組織化に関する研究}, volume = {6}, year = {2014} }