@book{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007989, author = {平良, 次子 and Taira, Tsugiko}, month = {Feb}, note = {本稿は、沖縄県南風原町の琉球絣と南風原花織という伝統織物の産地としての取り組みについて、行政や生産者の立場、観光としての産地、県内他産地やアジアの織物産地とのつながりなどの近年の動きから、「織物」を通してのその地域の人たちの活動を紹介したい。そこから、産地としてめざすもの、めざそうとしていることに何が必要かを探りたい。 はじめに南風原地域の織物の歴史を振り返り、これまでの織物産地の南風原を紹介。 その町にできた小さな「博物館」としての南風原文化センターの役割を考え、1995年に山形県で開催された「全国古代織サミット」を参考に南風原に建設された「かすりの道」を活用した「2000年南風原・アジア絣ロードまつり」への取り組みと開催の様子を報告する。それまでの取り組みの中から見えてきた産地としての誇りは、生産者にどのような影響があったのか、また生産者を取り巻く環境は、どのように変化したかを考えるために、その後の動きを紹介している。 時代状況の変化と人々の動きは、伝統産業にどのような影響を及ぼし、人々はどのように「伝統」を守ろうとするのか、活用しようとするのか。私たちはどのような立ち位置で、活動するべきかを考えながら、町の動きを記録し、紹介することでさまざまな視点から、「織物」を取り巻く地域の記録として報告する。, Book, 研究ノート}, publisher = {神奈川大学日本常民文化研究所, 神奈川大学国際常民文化研究機構}, title = {織物の文化と産業を生かす町をめざして -沖縄県南風原町の取り組み紹介-}, volume = {25}, year = {2017} }