@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007466, author = {野口, 健一郎 and 今城, 哲二 and Noguchi, Kenichiro and Imajo, Tetsuji}, journal = {年報}, month = {Mar}, note = {情報処理の多言語化(Multi-lingualization)は,文字コードの国際標準化から始まり,インターネットのウェブ・ページの多言語化で大きく前進した。しかし,これまでの多言語化は文字や文書の範囲に留まっていると言ってよい。我々は,情報処理の根幹をなすプログラミングにおける多言語化の研究を進めてきた。本研究では,昨年度に引き続き,Java言語を共通の媒介言語として,ある国または地域の自然語をベースとしたプログラム記述(自国語プログラムと呼ぶ)を,Javaプログラムへと変換すること,またその逆変換も可能とすることの研究を行った。本年度は,Javaプログラムで多用されるJavaAPI (Javaの持つ標準クラス,API=Application Programming Interface)を対象に,JavaAPIで用いられる変数名やメソッド名の自国語表記を定め,それを英語ベースのJavaAPIとの間で相互変換する方法を研究した。この相互変換のために,これまでの変換表に代わって,変換辞書を用いる方式とした。辞書に,APIを構成する要素の単語を登録しておき,この辞書を用いてAPI用語を自動変換するようにした。この変換は,自然語の翻訳に近いものになる。この方式を実装した結果,かなり広い範囲のJavaプログラムを自国語に変換でき,またその逆変換も可能になった。これにより,Javaベースの自国語プログラミングの実用性が従来に比べて飛躍的に向上した。}, pages = {103--106}, title = {<所内学術研究成果報告>M. 多言語プログラミング環境の研究}, volume = {2001}, year = {2002} }