@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007463, author = {安積, 良隆 and Azumi, Yoshitaka and 浅香, 智子 and 上西, 愛子 and Kaminishi, Aiko and 北, 宜裕 and Kita, Nobuhiro and 鈴木, 秀穂 and Suzuki, Hideho}, journal = {年報}, month = {Mar}, note = {タマネギ植物にアグロバクテリウムを介して遺伝子を導入し形質転換タマネギを作成するための条件検討を行った。2,4-D (2,4-dichlorophenoxyacetic acid)を含むMS培地上でタマネギ種子を発芽させカルスを形成させた。これに35Sプロモーターによって制御されるGUS遺伝子を持ったpBI121あるいはアリイナーゼプロモーターによって制御されるGUS遺伝子を持ったpBIE1Eを有するアグロバクテリウムを感染させた。選抜培地上で培養した後,2-ip (N^6-2-isopentenyladenine)を含む再分化培地に移し,芽の形成を誘導した。芽の形成には至らなかったが,カルスから調製したDNA中にGUS遺伝子が存在することがGUS遺伝子を増幅するプライマーを用いたPCR法によって確かめられた。さらにGUS遺伝子産物であるβ-glucronidaseの活性を利用してGUS遺伝子の発現している細胞を組織化学的に調べたところ,pBI121を含むアグロバクテリウムで形質転換を行ったカルスでは大部分の細胞で強いGUS活性が確認された。pBIE1Eを用いた方では,pBI121の場合程強くはないがカルスの周辺部で発現が認められた。これらのことからアグロバクテリウムを介してタマネギに遺伝子を導入することが実際に可能であることが示された。}, pages = {91--98}, title = {<所内学術研究成果報告>J. 赤タマネギ新品種育成のためのアグロバクテリウムを利用した形質転換法確立の試み}, volume = {2001}, year = {2002} }