@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007371, author = {杉谷, 嘉則 and Sugitani, Yoshinori and 天野, 力 and Amano, Chikara and 武井, 尊也 and Takei, Takaya and 西本, 右子 and Nishimoto, Yuko and 藤原, 鎮男 and Fujiwara, Shizuo and 関, 邦博 and Seki, Kunihiro}, journal = {年報}, month = {Mar}, note = {製作した高周波分光装置において、横軸を周波数、縦軸を共振強度にとったスペクトルとして観測すると、物質中の水の束縛状態に対応すると考えられる位置にピークが現れ、かつ、混合比を変えるとピークがシフトする、すなわち水の状態分析ができることが判明した。これを、衝撃吸収剤の原料の一つであるポリオールに適用した。その結果、束縛状態の異なる3種の水の存在を確認することができ、これは熱測定(DSC)による結果と一致するものであった。とくに本法では測定温度を変えることなく常温の実験のみでDSCと同じ結果が得られたことが特徴といえる。この成果を踏まえ、さらに各種の試料につき試験的な測定を行た。たとえば、エチレンオキシドーヒドロキノンの系、エチレンービニルアルコール共重合膜の系、コロイダルシリカ(石油分留用のゼオライトを合成するときの前駆体)の反応過程、等々である。いずれも興味ある知見を与えそうなスペクトルを得ることができ、目下、さらなる研究の具体策を検討中である。}, title = {J. 高分子中に取り込まれた水の高周波分光法による状態分析 : 水と安全の科学}, volume = {'98}, year = {1999} }