@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007357, author = {釡野, 徳明 and Kamano, Yoshiaki and 速水, 格 and Hayami, Itaru and 日野, 晶也 and Hino, Akiya and 小笠原, 強 and Ogasawara, Tsuyoshi and 関, 邦博 and Seki, Kunihiro and 服部, 明彦 and Hattori, Akihiko and 山下, 文乃 and Yamashita, Ayano and 羽島, 宏史 and Hashima, Hirofumi and 平出, 初江 and 和方, 千恵 and 杉本, 英志郎 and 西川, 輝昭 and Nishikawa, Teruaki and 橋本, 惇 and Hashimoto, Jun and 姚, 新生 and 易, 楊華 and Yi, Yanghua and 小宮山, 寛機 and Komiyama, Kanki and 林, 正彦 and Hayashi, Masahiko and 川村, 将弘 and Kawamura, Masahiro and 張, 恵平 and Zhang, Hui-ping}, journal = {年報}, month = {Mar}, note = {海洋生物はその種100万といわれ、地上における今もなお未知な世界である。本年度も、この海洋生物から、医薬資源となりうる有用な生理活性物質を発見し、構造を明らかにし、生物活性を検討することを目的として研究を行い、この研究を始めてから9年になった。本年採集した生物は、27種であり、今までに281件を採取している。採集生物リストをTableに示した。バイオアッセイを指標に、今まで、海草、アカフジツボ、クダウミヒドラ、スポンジ、エボヤ、ユーレイボヤ、イソギンチャク、群体ボヤ、オオワレカラ、コケムシ類等につき有用成分の探索を行った。特に、付着生物コケムシ(Bryzoa)類の各種の成分に注目し、各地で採集したフサコケムシBugula neritina、ホソフサコケムシTricellaria occidentalisおよびアメリカのフロリダ産フサコケムシAmathia convolutaの活性成分を検討し、有益な知見と新しい化学物質を単離・構造決定した。すなわち、昨年度報告したconvolutamine AとF以外にconvolutamine Gを、さらにlutamide C以外に、lutamide AとBおよびconvolutamydine Eの単離を行い、構造決定した。さらに、昨年から始めたこれらの有用な天然物の全合成研究に成果が見られ、3種のconvolutamine類A、CとFおよび2種のlutamide類AとCの合計5種の天然物の全合成を完成させた。この成果には、さらにanalogsの全合成を含み、化合物の構造とその活性との相関に研究が発展している。これらの結果は1999年度の日本化学会第75回春季年会で口頭発表され、さらに一部、チェコ化学会誌に掲載されている。これらの成果は、研究成果の概要に報告する。さらにまた、去年度の第75回日本化学会春季年会には、従来発表していなかった成果を再検討し、計5題の研究発表(ポスター)を行った(研究成果の概要を参照)。}, pages = {111--116}, title = {B. 「海洋生物の医薬資源開発-医薬を指向した海洋生物の有用物質の探索」}, volume = {'98}, year = {1999} }