@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00007330, author = {安積, 良隆 and 鈴木, 秀穂 and 山口, 淳二 and 川上, 直人 and Azumi, Yoshitaka and Suzuki, Hideho and Yamaguchi, Junji and Kawakami, Naoto}, journal = {年報}, month = {Mar}, note = {生き物は成長するために細胞分裂し細胞増殖しなければならない。しかしそれも植物の場合にはその時期が適切でなければならない。移動能力のある動物の場合は受精と同時に発生を開始し、できるだけ速やかに成長することが生き残るためにもっとも大事なことといえる。しかし移動能力のない植物の場合は適切な時期に発生や成長をしなければ、枯死する運命が待ち受けている。成長に不利な時期を耐え、生き残るために、植物は発生や成長の時期を制御したり、種子を形成して休眠する。そして適当な時期が到来すると発芽し発生を開始する。生殖を行うために花を形成するのにも時期が大切である。さらに植物に特有な現象であるがセネッセンスと呼ばれる現象がある。これは環境がその植物の成長に不適切で個体を維持するのが困難であったり不利であったりする場合に、その個体の一部あるいは大部分の生理機能を低下させたり枯死させたりし、環境が回復するのを待つというものである。このように植物はその生活環の様々な場面で細胞分裂や生理機能の調節を行っている。我々は i) 種子の発芽の誘導機構、ii) 栄養成長から生殖成長への転換(花器官形成)の誘導機構、iii) 緑葉におけるセネッセンスの誘導機構の 3 つの現象に着目し分子遺伝学の手法を用いて解析を行う。}, pages = {9--13}, title = {高等植物における細胞分裂と生理機能の制御機構の分子遺伝学的解析}, volume = {'97}, year = {1998} }