@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00006117, author = {木村, 匡康 and Kimura, Masayasu}, journal = {語学研究}, month = {Mar}, note = {本稿では, まず言調聴覚論の原理について簡単に触れ, 次に言調聴覚論に基づく発音指導法の特徴を従来の方法論と比較するとともに, 実際の指導例をあげ考察していきたい。言調聴覚論(Systeme Verbo-tonal)は, ユーゴスラビア, ザグレブ大学名誉教授ペタル・グベリナ博士により創案された。従来, 言語音の研究といえば, 音響音声学や調音音声学的観点から発話音の分析に重点がおかれてきた。この理論は, 我々の脳が言語音をどのように聴き取り再生するかといった, 聴覚の機能及び聴き取り・再生にみられる法則性に関するものであり, 研究の焦点を聴き取りにおいている点が特徴といえる。言調聴覚論は主に二つの分野で応用実践されている。第一は, 聴覚障害者の聴力検査, 補聴器のフィッテイング, 聴覚言語障害のリハビリテーション, 発音指導, 音楽教育などであり, 第二は外国語教育などである。人間の聴覚に何らかの関わりをもつ分野すべてに応用が可能な理論である。}, pages = {1--27}, title = {言調聴覚論 (Systeme Verbo-tonal) に基づく外国語の発音指導}, volume = {9}, year = {1986} }