@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00006062, author = {劉, 驫}, issue = {55}, journal = {人文学研究所報, Bulletin of the Institute for Humanities Research}, month = {Mar}, note = {これまで,動詞接尾辞の「了1」と文末の「了2」の文法機能の区別を本格的に扱った主流説として,刘勋宁(2010)の「実現・申述」説,三宅登之(2010)の「具体的内容・全体の状況」説及び木村英樹(2012)の「完了・変化」説が挙げられる。本研究はこれらの主流説の功績を認めた上,その問題点を解決するため,「V 了1O」と「VO 了2」の形に限定して考察を行った。その結果,「了1」と「了2」の区別は単に出来事や動作の「完了」や「変化」などにとどまらず,テンス・アスペクトの観点から見れば非常に複雑な関係にあることが分かった。具体的には,「了1」は完成相(perfect)のマーカーであり,発話時以外における出来事や動作の完了を表し,デフォルトの時制は「過去」である(無標)。しかし,具体的な時間設定を行った場合は「未来」においても用いられる(有標)。これに対して,「了2」は未完成相(imperfect)のマーカーであり,発話時において出来事や動作がいかなる状態にあるかを表現する。そのデフォルトの時制は「現在」である(無標)が,時間表現を用いた場合は「過去」においても使われる(有標)。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {31--42}, title = {虚词“了”的语法功能考}, year = {2016} }