@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00005955, author = {Hosoda, Yuri}, issue = {46}, journal = {人文学研究所報, Bulletin of the Institute for Humanities Research}, month = {Oct}, note = {本稿では日本語日常会話におけるある一つのエピソードの中でカテゴリー,文化,およびコンテクストが会話参与者達によっていかに言及され,また相互理解に至っているかについて会話分析とエスノメソドロジーの見地から論じた。まず初めに会話分析とエスノメソドロジーにおいて成員カテゴリー,文化,コンテクストとはそれぞれいかなるものであると捉えるのかについて紹介し,その後日本語日常会話中のあるエピソードの分析を試みた。分析を通して,①会話参与者は会話の中である時は自分自身または会話相手がある一つのカテゴリー(父親,夫,会社員)に属するものであるとみなし,またある時はそれとは別のカテゴリーに属するものであるとみなすということ,②会話参与者は自分自身が持ち合わせている「文化」または「常識」というものを駆使して会話の中に言及されるカテゴリー的表現を理解するということ,③会話の中で関連する外的コンテクストとはいかなるものなのかということ,を示した。また,本論を通して参与者自身の視点(イーミックの視点)から会話を観察することの重要性を示した。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {67--84}, title = {Categories, Culture, and Context in Mundane Conversation : An Exercise in Single Episode Analysis}, year = {2011} }