@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00005701, author = {小森谷, 浩志 and Komoriya, Hiroshi}, journal = {国際経営フォーラム}, month = {Dec}, note = {2008年の金融危機、その後露呈した大企業の不振や国家の財政危機、環境、資源、食料、紛争など、グローバルにつながったわれわれに現在、数々の難問がのしかかっている。人類は未解決の難問を抱えつつ、益々不透明で不確実な時代に突入しているように見える。そして、激しい質的な変化のなか、組織や組織で働く人々もまた、変化を余儀なくされている。とはいっても闇雲に反応するだけでは未来は覚束ない。変化の方向性や深さ、速度が適正である必要があろう。どちらに向かって変化するのかを定めるには、今自分が何処にいるのか、自己理解が欠かせない。いわゆる自覚が重要である。優れた自覚の方法論として日本には禅がある。今回取り上げる「十牛図」は、十コマの絵柄によって、真の自己への促しを十の境位によって表している、禅門の修行者のための手引きである。本質的な変化、姿形まで変わる、変容を成し遂げるのは至難の業である。変容の道筋について十牛図を援用し、ビジョン共有プロジェクトの事例を元に振り返り、変容の要点を検討した。結果、没頭する、囚われの手放し、遊ぶ、の三点が浮かび上がってきた。, Article, 査読論文}, pages = {151--165}, title = {不透明な時代における組織開発の探求 禅のテキスト「十牛図」からの示唆を活かして}, volume = {26}, year = {2015} }