@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00005201, author = {穂積, 和子 and Hozumi, Kazuko and 錦織, 孜 and Nishikori, Tsutomu and 福德, 貴朗}, issue = {43}, journal = {Project Paper}, month = {Mar}, note = {本稿は絆の生成・維持・解消にいたるプロセスを検討するためにアンケートを設計し、データを収集し、データの分析をおこなった結果の報告である。この調査は、大学生と勤労者を対象としたものであり、グループ活動によって起こる絆を基本としている。 大学生を対象としたアンケート分析によって、絆の生成・維持・解消に関する研究においてはグループの絆を考えなければならないこと、また年代・性別・所属するグループの対象に分類して分析を行わなければならないこと等が明らかになった。 この結果から勤労者を対象としてグループ活動に対する「目的」と「効果」から求められる絆を分析した。人は個人の能力アップなどの目的を達成のために知らない人同士が集まっているグループで活動を始めたはずである。しかしグループ活動を行うことが「心の安らぎ」となり、他人への「思いやり」や他人への「奉仕」や他人との「繋がり」を感じるという傾向が見られた。また期待した「能力アップ」は、期待以上には達成できていないことも判明した。それら要因分析や構造分析のプロセスについて記している。 もう1つの勤労者対象のアンケートについては、グループ活動の目的と効果に加えてグループ活動の変化、参加者の働き方と満足度を追加して分析を行った。ここでは、「つながり」、「自己啓発」、「ストレス」「働き甲斐」の因子が導き出された。55才〜64才までの男性の勤労者は「働き甲斐」、45才〜54才の勤労者は「つながり」に高因子得点をとった。女性の勤労者は35才〜44才では「つながり」が最も高く、45才〜54才は「自己啓発」が最も低かった。 これらの関係などについては第4部で報告される。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {111--168}, title = {<Project Paper No.43> 第3部 男女別・年代別における絆意識についての実証研究}, year = {2018} }