@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00005193, author = {原田, 明穂 and Harada and 永田, 隆介 and Nagata and 原瀬, 佳太 and 道用, 大介 and Doyo, Daisuke}, issue = {41}, journal = {Project Paper}, month = {Mar}, note = {インターネットやデジタル工作機器の普及、また世界各地にこれらを使用できる施設が設立されたことにより、個人レベルによるものづくりは世界規模で発展し続けている。このウェブ世代が現実の世界と交わることで起こる新たなものづくりの傾向は「メイカームーブメント」と名づけられ、2002年にその潮流の1つとして、多様な工作機器を備えた実験的な市民工房ネットワーク「ファブラボ」が登場した。2011 年から日本にも鎌倉、筑波をはじめとして全国各地にファブラボが設立されている。 このような流れを受け、日本でも「ファブ社会の基盤設計に関する検討会」が開催され、「インターネットとデジタルファブリケーションの結合によって生まれる新たなものづくりと、デジタルデータの形をとったものの企画・設計・生産・流通・販売・使用・再利用が前景化する社会」(ファブ社会)の訪れと、それによってもたらされる変化についての予測が行われた。 本稿では、デジタルファブリケーションやファブラボの現状を明らかにしながら大学教育におけるファブラボの可能性について考察することを目的とした。 1章では、メイカームーブメントや「ファブ社会の基盤設計に関する検討会」報告書の内容に触れながら本稿の執筆に至った背景と目的について述べた。 2章では、デジタルファブリケーションがもたらす企業におけるものづくりプロセスの革新について、事例と比較し検討した。 3章では、パーソナルファブリケーションを分類し、事例を挙げながら報告書の内容と比較・検証した。 4章では、前章を踏まえ、ソーシャルファブリケーションを明確化し、報告書の内容と比較・検証し、事例を挙げながらその進展に関する考察をした。 5章では、2〜4章を踏まえ、現状から推測されるデジタルファブリケーションの普及がもたらす影響について述べ、結論とした。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {3--45}, title = {<Project Paper No.41> 経営学部の教育におけるファブラボの可能性に関する考察}, year = {2018} }