@techreport{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00002674, author = {小田桐, 奈美 and Odagiri, Nami}, month = {Mar}, note = {中央アジアのキルギス共和国を含めた一部の共和国では,国家語である基幹民族語の普及が難航し,ロシア語が今でもなお重要な位置を占め続けていることが指摘されている.だが,ソ連解体から約20年が経過した今,そしてグローパル化の現在において,言語をめぐる状況は国内や旧ソ連圏内の要因だけでは規定されなくなっている.キルギス共和国の言語教育制度におけるロシア語の位置づけを見てみたい. 科目として実際は,全ての子どもたちが教授言語に関わらずキルギス語とロシア語を学ぶ仕組みになっている.しかし,近年教育法上においてロシア語はその他の外国語に含まれることとなった. 教授言語としては、独立後,キルギス語の重要性が高まった.しかし高等教育機関においては,初等・中等教育よりも依然としてロシア語の役割がより大きい.一方で,近年はますます教授言語が多様化しており,トルコ語などの言語で学ぶことに将来の希望を見出す人々もいる.キルギス語の役割lが増しつつも,より地域間関係・国際関係において有利に働く言語の影響力が高まりつつある., Article, 平成20~22(2008~2010)年度科学研究費補助金採択課題研究成果報告論集 基盤研究(C) 20520530 言語動態・教育現場と今後のロシア語教育}, title = {07 民族間交流語・公用語から外国語へ? -キルギス共和国の言語教育におけるロシア語のゆくえ-}, year = {2011} }