@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00002031, author = {行川, 一郎 and Namekawa, Ichiro}, journal = {国際経営論集}, month = {Mar}, note = {本論文では現代マーケティングのさらなる発展と企業の社会的責任遂行との関わりあいについて明らかにする。マーケティングは企業の利潤獲得支援ツールとして歪小化されて理解されがちであった。消費者対企業の関係を緊密化する健全なマーケティング理念に進化する契機としての消費者志向およびソーシャル・マーケティングの両者に本論文では注目し、その分析によって今後のマーケティングの姿を検証する。企業が社会と関わる社会的責任のマーケティング(SRM:SR Marketing)(1) はソーシャル・マーケティングと重なるものであることを確認し、企業活動には社会参加の側面を加えていくことが不可避かつ必須であることを考察する。ソーシャルという言葉を企業は幅広く捉えるべきであり、社会的責任遂行という事項が埋め込まれていると認識することが望まれる。社会的責任のマーケティング展開を支援する有力ツールはやはりPROMOTIONであるが、将来的にはソーシャルメディアが鍵を握ろう。また、営利と乖離した企業活動には抵抗が伴うものだが、実は戦略的対応で社会活動と営利活動を両立させるためのKotlerたちの成果が存在する。社会的責任のマーケティングを遂行し成果をあげるためには優れた企業理念のもとに、トップ・マネジメントの理解と承認を得て、プロフェッショナルなマーケティング関係者が適切なプログラム選定と組織のコントロールをする必要がある。その結果、社会的存在としての先進性を放つ企業が堅固に形づくられるのである。社会的に価値ある存在として主張し得る良き企業こそが存続できるということを本論文では強調している。, Article, 研究論文}, pages = {65--77}, title = {社会的責任のマーケティングについて}, volume = {45}, year = {2013} }