@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00002003, author = {田中, 則仁 and Tanaka, Norihito}, journal = {国際経営論集}, month = {Mar}, note = {2011 年は日本企業にとって激動の一年であった。3 月の東日本大震災は、日本企業のみ ならず、世界経済へも多大な影響と、多くの教訓を残した。さらに、ものづくりの仕組み として緻密に構築された日本企業の生産体制は、東北地方の生産拠点が影響を受けたこと、 その後の復興が思いのほか進まなかったことである。10 月にはタイ中央部での記録的な 大洪水で、460 社に上る日系企業が被害を受けて操業が停止した。また国際金融市場では、 EU諸国の財政危機に端を発した通貨不安から円買いが進み、2011 年の円平均値は79 円 を記録した。この記録的な円高基調は、今後しばらくは続くと考えられ、日本企業にとっ ては抜本的な国際経営戦略の再構築を迫られている。これらの国際企業環境の変化を考慮 しながら、製造業における技術の課題を考察した。特に円高下の日本企業がどのような方 向性でものづくりの競争優位を維持していくか、それには技術に込められた匠の技をさら に磨いていくことが必要である。そのための戦略と施策を早急に考察し、官民一体となっ て取り組むことが急務である。, Article, 研究論文}, pages = {65--75}, title = {国際企業環境とものづくり戦略 -匠の技の考察-}, volume = {43}, year = {2012} }