@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00001941, author = {木村, 章男 and Kimura, Akio}, journal = {国際経営論集}, month = {Mar}, note = {Trumanは公には原爆投下の決断について決して否定的なことを言わなかった。しかし彼の日記には、原爆がいずれは人類全体を滅ぼすかもしれないという「黙示録」的な不安が述べられている。ここに見られるのはアメリカン・サブライムというアメリカ文学の伝統の一つとしてのEmerson的「深淵」である。だがTrumanは原爆を日本に対して使用するという合理的道徳的判断の下に、それを抑圧した。Emerson的「深淵」はEmersonがKantの超越論哲学をアメリカに移入する過程で生じた副産物である。Emerson的「深淵」はそれ自体崇高な対象だが、同じくEmerson_に端を発し後にイデオロギー化したテクノロジカル・サブライムが前面に出れば抑圧される。原爆についてのTrumanの思考にはこうして二つに分裂したアメリカン・サブライムの跡が見られる。, Article}, pages = {173--189}, title = {Harry S. Trumanの日記におけるEmerson的伝統 -原爆使用の決断とアメリカン・サブライム-}, volume = {39}, year = {2010} }