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アイテム
真実から三番目に遠く離れて -「源氏能」に見る、「歓待」の作法としての「名指し」と「名告り」-
http://hdl.handle.net/10487/00018344
http://hdl.handle.net/10487/00018344021480ef-51ba-48b2-a72e-4b84b63d3ae8
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2023-01-12 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 真実から三番目に遠く離れて -「源氏能」に見る、「歓待」の作法としての「名指し」と「名告り」- | |||||
言語 | ja | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | It is far from the truth to the third : “Naming” and “Give oneʼs name” as manners of the “hospitality” to see in “Genji-no” | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
著者 |
深澤, 徹
× 深澤, 徹 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 『源氏物語』を題材に、その作中人物を主人公(シテ)として登場させる「能」の作品は数多く作られ、いま現在においても、しばしば上演される。しかし『源氏物語』は、ジャンルとしては「作り物語」に属し、書かれた当初から「狂言綺語の戯れ」として、フィクションの扱いであった。源平争乱の史実を踏まえて書かれた『平家物語』や、歴史上実在した在原業平がモデルの『伊勢物語』とは、その点が大きく違っている。 フィクションでしかない『源氏物語』の作中人物を、これまたフィクションでしかない「能」の舞台に登場させるとはどういうことなのか。フィクションにフィクションを重ねるその営みは、プラトンのいう「真実から三番目に遠く離れた」まがいもののウソの世界でしかない。その二重化、三重化されたウソの世界に、リアリティーを付与するために、「能」の演目においては「固有名」が重視され、その「名指し」と「名告り」が、作劇の上で重要な役割を果たしているのではないか。 以上の想定の下、「固有名」に関連した、ジャック・デリダや柄谷行人、ソール・クリプキやヴィトゲンシュタインなどの所説を踏まえつつ、最終的にはアリストテレスの『詩学』に見える「ミメーシス」との結び付けを試みる。 | |||||
言語 | ja | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 概要 | |||||
言語 | ja | |||||
書誌情報 |
ja : 人文研究 en : Studies in humanities 巻 207, p. 37-66, 発行日 2022-12-26 |
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ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 0287-7074 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN00123041 | |||||
著者版フラグ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 神奈川大学人文学会 | |||||
言語 | ja | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | The Society of Humanities at Kanagawa University | |||||
言語 | en |