@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00015184, author = {黒澤, 礼子 and 太田, 律子 and 小島, 明子 and 齊藤, 順子 and 實川, 慎子 and 早山, 文悟 and 松川, 節理子}, issue = {12}, journal = {心理相談研究 : 神奈川大学心理相談センター紀要}, month = {Mar}, note = {発達障害の支援のためには,早期の気づきと早期の療育が必要であり,1歳6か月児健診が非常に重要な役割を果たす。しかし,健診の体制は必ずしも十分ではなく,何より健診に使われている健康診査票が,全国一律ではない。市町村によりばらつきがあり,発達障害の特性に気づくための項目も十分ではないことから,健康診査票の改訂が必要とされている。本研究においては,まず,関東周辺自治体48か所の健康診査票を集め,項目を比較し,現状の確認を行った。調査の結果,自治体により,健康診査票の問診数に,13~68項目と大きな開きが見られた。追加された項目は,多くは栄養や育児環境の分野であり,発達障害に関する項目は不十分と言える。更に,項目数が多すぎることは,記入する保護者への負担,保健師への負担につながるため,必要最小限の項目を発達領域ごとにバランスよく選ぶことが大切である。加えて,発達障害の特性を把握するための質問項目など,不足と思われる項目の充足を図り,健康診査票問診項目のモデルを作成した。また,問診項目が子どもの発達のどの分野を把握するものであるかを容易に判断できるように,観察視点を明確にした。この観察視点一覧票があることにより,健診スタッフの子どもを観察する力が,一定程度保証されるものと考える。, 論文}, pages = {37--50}, title = {発達障害の早期支援における乳幼児健診の役割 -1歳6か月児健康診査票(問診部分)の改訂と健診の課題-}, year = {2022} }