@book{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00014136, author = {増﨑, 勝敏}, month = {Feb}, note = {本稿は九州北西部、福岡市東区志賀島で収集された、ハコフグの剝製にかんするものである。この剝製は、桜田勝徳が採集し、1935(昭和10)年にアチック・ミューゼアムに所蔵された。現在は国立民族学博物館に収蔵されている。筆者は、この剝製の用途について、玄界灘・博多湾の島嶼および九州本土沿岸で聞き取り調査を実施した。 その結果、このハコフグが婚姻習俗に深く結びついている地域が複数みられた。桜田は「ナマンサケ」、つまりこのハコフグと供せられる物が、精進物(穢れのないもの)であるしるしであることを証すものである点に言及しているが、婚姻習俗との関連については触れていない。今後の問題点として、ハコフグの用途について検討する必要がある。, Book, 第Ⅲ章 水産史研究室同人の「問題意識の多様性」}, publisher = {神奈川大学 国際常民文化研究機構, International Center for Folk Culture Studies}, title = {桜田勝徳採集のハコフグの剝製について}, volume = {13}, year = {2019} }