@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00013697, author = {道用, 大介}, issue = {61}, journal = {国際経営論集, International Management Review}, month = {Mar}, note = {本論文は基幹システムでは対象とできない作業のシステム化をシステムを使う者(エンドユーザー)が行うEnd User Development(EUD)を扱ったものである。個人的なEUDによって開発されたシステムが、組織の業務プロセスの中に取り込まれ(個人プロセスの標準化)、それらのシステムのメンテナンスが開発者に依存し(システムの属人化)、開発者がその職場に留まり続けることが前提(前提条件の永続性)であるという問題点を先送りしながら運用されていることを指摘し、カイゼン活動の文脈の中での組織的なEUDを提案した。組織的なEUD を行うためには多くのエンドユーザーがプログラミングを行う必要があるため、プログラミングの理解を阻害する原因の調査を行い、「現実作業とプログラム間の単語の置き換え現象」「現実アルゴリズムと記述アルゴリズムの乖離」「自然言語と人工言語の乖離」「現実アルゴリズムと記述アルゴリズムの乖離、自然言語と人工言語の乖離のトレードオフ現象」「データ構造の複雑性」という問題を抽出した。抽出された問題を解決するような設計指針の設定と補助ツールを開発し、カイゼン活動という文脈の中で5年にわたる実証検証を行った結果、プログラミング経験のない参加者により組織的かつ継続的なシステム開発が行われ、827h/月のカイゼン効果が得られた。, Departmental Bulletin Paper, 研究論文}, pages = {7--19}, title = {カイゼン活動の文脈でのEnd User Development -文化的アプローチによる実証研究-}, year = {2021} }