@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00013364, author = {後藤, 伸}, issue = {54}, journal = {国際経営論集, International Management Review}, month = {Oct}, note = {ホッブズの国家論は、群衆、コモン-ウェルス(国家)、主権者の3要素から構成されている。その議論の特徴的な点は、3要素のいずれもが「人格」を軸に関連づけられていることである。本ノートは、ホッブズ国家論の中心にあるこの人格論を『リヴァイアサン』をテキストにして解読を試みたものである。要点としては、群衆は互いの信約によって国家というひとつの擬制的な人格を形成し、その人格を代表する主権者は人為的人格と位置づけられるということである。このホッブズの人格についての考え方は、たんに国家だけではなく、社会制度一般にも適用できると思われる。とくに、会社組織を考えた場合、協働の意思をもつ人びとの合意によって会社人格が形成されるとすれば、その人格を担う代表者は合意形成者の一部、たとえば株主とか従業員をそのまま代表するものではなく、会社それ自体を代表するものと考えられる。, Departmental Bulletin Paper, 研究ノート}, pages = {145--160}, title = {ホッブズの人格論ノート -会社組織論の構築に向けての一考察-}, year = {2017} }