@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00013327, author = {石濱, 慎司 and 飯塚, 重善}, issue = {49}, journal = {Project Paper}, month = {Mar}, note = {近年,スポーツにおいて技術,体力だけでなく心理面のトレーニングの必要性が重要視されている.とくに競技力向上を目的とした競技スポーツでは心理的な問題の解決は必要不可欠なものとなっている.特に大学生の時期では中高生のように急激な身体的,技術的な成長があるわけではなく比較的緩慢な成長が続き,練習の成果が見えにくい時期でもある.よって,大学スポーツ競技において,指導者は練習や試合中の選手の様子,動作等の推移を常に観察・分析し,選手に的確な指導を行っていく必要がある.ただし,練習が効果をあげるかどうかは,その選手個人の心理的限界が関与すると考えられる.例えば,持久力のトレーニングのため,ある負荷運動を「へばる」まで反復するようにし,これを毎日繰り返すとする.すると,その持久力は増加していくはずである.しかしこの時,選手が毎日のトレーニングに際し,本当に「へばる」まで反復しなければ持久力は十分な伸びを示さないと考えられる.すなわち,心理的限界が低い選手では,そのトレーニング効果は低くなる.つまり,十分な能力の発展のためには,トレーニング中に,できるだけ高いレベルの心理的限界を示す必要がある.そこで指導者が声をかけ,選手の“やる気”や“興味”,“継続性”を引き出す,という方法がよく使われている.とはいえ,肉体的な限界(生理的限界)を超えるようなレベルにまで追い込むことは避けるべきである. そこで本稿では,選手の性格を把握し,心理的限界と生理的限界の両方をモニタリングし,その選手の心理的,身体的特性を考慮した,的確なコーチングメソッドを見出すべく,選手の心理やコーチングに関する既往の研究をレビューしながら,スキー競技の大学生選手の心理的・身体的データを取得することで,コーチングメソッド確立に向けた研究に着手している., Departmental Bulletin Paper}, pages = {3--24}, title = {スポーツトレーニング中のモチベーションアップのためのメンタル状態計測に関する基礎的研究}, year = {2020} }