@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00012481, author = {畑中, 邦道}, issue = {29}, journal = {国際経営フォーラム}, month = {Dec}, note = {伝統的な慣習、文化、事業は、そのプロセスが便益性や経済価値を生み出す実用性に富んでいなければ、継続性を失うだろう。宗教的な文化が圧倒的な伝統を維持しているのは、内部環境と外部環境の間で集団の共同主観性が成立しているか、信じている自由意志に共通な価値観が成立しているからだと考えられる。社会慣習を拠り所とする伝統では、風習や制度に依存していることが多い。伝承されるコンテンツは、外部環境の変化にレジリエンスを発揮できなければ、継続的な実用性を失うだろう。経営力が問われる職人技や老舗という信頼性やブランドを継承する事業では、革新性を内部環境に持たなければ、進化し続ける外部環境からは適切なフィードバックが得られず、継続性は絶たれるだろう。時間、知識、エネルギー、技術、蓄積、満足度等に伝承可能な価値を生み出し続けなければ、継続はなされない。AI(人工知能)時代を迎え、シンギュラリティさえ現実味を帯びて議論されるほど、環境は急速に変化し続けている。実用性のある伝統には、どんな革新性が求められるのだろうか。, Departmental Bulletin Paper, 特集/伝統と革新}, pages = {1--64}, title = {実用性のある伝統と革新性}, year = {2018} }