@article{oai:kanagawa-u.repo.nii.ac.jp:00012408, author = {小森谷, 浩志}, issue = {60}, journal = {国際経営論集, International Management Review}, month = {Oct}, note = {新型コロナウイルス感染症は、多くの人に「ステイ・ホーム」を強要し、移動する、集まることの激減をもたらし、経済活動は停滞した。企業では、以前から「働き方改革」において推進されてきたリモートワークの動きが、一気に加速することになった。通勤地獄に悩まされていたビジネスパーソンは、働く場所、時間の自由度が高まった。一方で、物理的距離がある中でのマネジメントやチームビルディング、価値創造など、新たな課題にも直面することとなった。出社禁止が発令されるなど、緊張感が高まる4 月下旬、アンケートを通じて声を集めた。厳密な調査よりも、刻々と変化する状況において、アンケートだけでは拾いきれない声も重要であると考え、アンケート結果を踏まえ、5月と6月に「人と組織を考える」を大きなテーマに約100名の方々との対話会を行った。アンケートから対話会まで、貫かれた大きな問いは「新型コロナウイルス感染症は、われわれに何を問い掛けているのか」である。感染症の終息はまだ見えない現在、暗中模索と試行錯誤は続いている。だからこそ、思いを持った者同士が対話を繰り返し、そこから知恵を生み出すことが求められよう。対話会では、コミュニケーション、チームビルディング、リーダーシップ、人間関係、評価制度、人材育成、イノベーションなど様々なテーマが持ち上がった。その中でも「自社の存在意義とは何か」、「これからの時代におけるマネジメントのポイントは何か」は最も関心が高かった。本稿の目的は、本質的なテーマである企業のマネジメントを問い直すことである。結果として企業の存在意義の多様性と、そうした環境下でのマネジメントの鍵として「本質」、「学習」、「より広い協働」、「進化するビジョン」などが浮かび上がってきた。, Departmental Bulletin Paper, 研究論文}, pages = {9--29}, title = {今、問い直す企業のマネジメント-新型コロナウイルス感染症を経て-}, year = {2020} }